LIFE

ライフ (字幕版)

 

いまいち体調のすぐれない時に観たら完全にバッドトリップした。

話はとくに目新しくない。宇宙空間の実験隊が、火星で発見した生物に殺されまくるというパニック映画。

エイリアンでもジョーズでもジュラシック・パークでも、なんでも無数にある筋書きだ。

 

強いて味になってるところをあげれば、宇宙ステーションという密閉空間で追い回される恐怖。「ドント・ブリーズ」やゲームの「SIREN」は、住居という閉塞感のなかで追い回される息苦しさがあった。

 

なぜバッドトリップしてしまったかというと、単純に宇宙空間が気持ち悪くて仕方なかったから。

 

劇場で宇宙飛行士を観たのは、もしかして初めてかもしれない。重力のない感じ、フワフワと泳ぐように移動し、有事の際は重たい宇宙服着て、眠る時は専用カプセルに入る。地球に帰っても倒れないようリハビリもする。

 

見てるだけで、しんどい。しばらく宇宙服映画は見たくないとさえ思った。もし自分が宇宙ステーションで暮らし始めたら、まもなく発狂するだろう。

宇宙飛行士は天才しかなれないってのは、あれは、本当かもしれない。