音楽を着られるなら パジャマで外に出たい日もある

最近亡くなったからというわけじゃないけど(そういうわけなのかな?)、xxxtentacionのデビューアルバム"17"をめっちゃ聴いてる。眠りながら。

youtu.be

昔から寝つきが悪かった。

眠くないのに、まだまだ遊びたいのに、布団の中でじっとしてるのが嫌だったから。眠ることの幸せも知っているつもりだけど、起きてるうちにやりたいことが多すぎる。

働き始めてから余計に寝つきが悪くなった。運動不足か、遊ぶ時間の足りなさに駄々をこねてるのか。電気を消してから30分以上たって、うんざりしながら歯を磨いた後なのに煙草を吸いに立つこともある。

そんな夜にxxxtentacionのこのアルバムが子守唄になる。

ジャンルはヒップホップなんだろうけど、なかなか他に聴けない音だと思う。

掠れてローファイなピアノやギターのトラックに、落ち着いたメロウなラップが乗る。

これ以上どこも削ぎ落とせないような、ごくわずかなサウンドが、ぼうぼう光る骨みたいに優しく突き刺してくる。一曲が2分程度で終わるのもいい。

spotifyApple Musicで聴ける。

 

やっぱり自分は「孤独」を感じさせる音楽に惹かれるみたいだ。

今までアシッドフォークとかフリージャズとか、限界まで削ぎ落とした音楽、誰に向けてでもなく鳴っているような音楽に胸打たれてきた。

聴いていると意味のわからない焦燥感から解放されるから。

 

でも、逆ベクトルの過剰さとかフルパワーを感じさせる音楽にも、やっぱり惹かれてしまう。

朝や昼間には、最近詳しい人から教えてもらったフューチャーベースとかアッパーなアニソンのremixとかを聴いて、一日の期待感を上げている。

キラキラのエレクトロは、懐かしさと未来感が一緒に来るから人生を楽しくしてくれる。

 

どっちの方向の音楽も大好きだしどっちも自分だ。

だいたい、昨日の自分と今日の自分でさえまるで違う日があるんだから、変な自分像を仮定してしがみついていたら馬鹿みたいだ。

服も音楽も身軽にさせてくれるから好きだ。

最近気になってた服屋のTシャツを通販したら、素材もサイズ感も最高だった。ついでに買ったステッカーをスマホの裏に貼った。

いずれこのステッカーがくたびれてきて、はがれた糊の部分にみすぼらしく埃が溜まってくる頃には、どうせまた別の服屋が好きになってるに決まってる。