Roppongi GORE-TEX

台風が、逸れなかった試しがなかった。

7/28、午前午後の降水確率100%の予報も、目覚めてみれば曇天に湿り気程度の小雨だった。急カーブを描いて西日本に舵を切った台風の曲線を見ると、軽く予報の及ばなさが頭をよぎる。。。予測できないから天災と呼びたくなるんだし。

この間の風邪でキャンセルした登山に持っていく予定だった、ノースフェイスのGORE-TEXのジャケットを鞄に忍ばせて、休日の業務に向かった。

5時間ほどして外に出ても、まだぱらつき程度だった。

飲み会のフードに出ていたピザは、ピザって記号を持ったいい感じのパンという趣で、まあそれほどテンションは上がらない。

終わって、二次会の会場にたどり着く直前くらいで猛烈な雨が来た。

また終わって、三次会の会場に向かう間はそこそこの降りだった。

遅れてきた人たちの髪が、雨と風と湿気でぺったりとおでこにへばりついてたり、よくわからないひん曲がり方をしているのをだるくなってくる頭で笑いながら、あっという間に夜が終わった。

日曜の朝になると爆笑するほどの晴天が抜けていた。

 

途中で傘をどこかに置き忘れたことに気づいたけど、もうどうでもよくなってしまった。悪い癖かもしれない。なくしたものを探したり、取り返しのつく努力をする時間よりも、新しいものを金を出して買ってしまったほうが楽だと思ってしまう。刹那的な自分を許してしまう自分を許してしまう。しまうしまうしまう。

 

なので朝は傘がないため、いよいよノースフェイスの出番になったのだが、台風の過ぎた後のジメついたコンクリートジャングル、全身をばっちり覆うマウンテンジャケットはどう考えても暑かった。地下鉄のホームに降り立つと、まだ冷房がきいてないのか、なんとなく地下に取り残された空気の滞留がけだるくからだにまとわりつく。

 

GORE-TEXと言ってみたはいいものの、具体的に何がいいのかよくわからない。内側の湿気を外に放出して、服の中が蒸さないようにしてると聞いた気がする。

とはいえ、しばらく歩いただけで汗ばむようなTokyoの7月では、ほとんど意味を為さなかったのではないか。3分ほど歩いてやれやれと脱いだ。

 

で、傘をなくしてしまったので次はどんな傘を買おうか。

会社に持っていくことも考えると折りたたみのほうが置き場所に困らないとは思う。

テキトーに買うビニール傘ではなく、イカしたデザインの長傘に憧れる気持ちもあるけど、傘泥棒だらけのこの街で? それにまたどうせ今日みたく忘れるだろうに。

長傘を買うなら、いかにもビジネスに向けた暗い一色だけの紳士くさい傘ではなく、やりすぎないあしらいがついたものがいい。

学生時代にFRAPBOISのビニール傘を買うか迷ったこともあるけど今思えば買わなくて全然よかったな。

という話もちょっとした。